怖い話59
りんなのひみつ
「怖い話」です。
「怖い話」です。
彼女は毎朝ギリギリまで睡眠をむさぼるため、朝食を食べる時間がない。しかし彼女の郵便箱の中には毎朝、必ずほかほかの焼き豚が届けられていて、彼女の朝寝坊を手伝っていた。
ある日、彼女は好奇心を押さえきれなくなり、朝早く起きると、路地に隠れて朝ごはんを届けてくれる人を見つけ、密かに後を追った。
1本の路地に入ると、彼女は誰かに殴られ意識を失った。倒れる瞬間、彼女にはこう聞こえた。
「また焼き豚の材料を確保したよー!」