りんなのひみつ
「探偵ごっこ」です。
問
郊外のマンションに小田と小林が住んでいる。大雪が降りしきるこの日、望月警官は小田からの通報で、小林が何者かに撃たれ殺されたと聞き現場に急行した。小林の頭部には一発の弾痕があり、血の海の中で倒れている。
小田は言った。「私と小林がしゃぶしゃぶを食べていると、サングラスを掛けた男が部屋に押し入り、1発の銃弾を発砲して逃げた」。
警官はテーブルの上で湯気を立てる鍋の向こうに小田を見て、そして言った。「あなたは嘘をついている!」
あなたは警官が小田の嘘をどのように見破ったのかわかりますか?
解答
冬は室内と室外の温度差が高い上に、室内では鍋が火に掛けられていた。サングラスは当然曇ります。
さらに、サングラスを掛けていれば視界は暗くなりますが、小林を打った銃弾は1発。見事に頭部を撃ち抜いているので、外から来た者の犯行ではありません。