りんなのひみつ
「怖い話」です。
私の叔父は度胸があることで有名だ。ある日叔父は夜の墓地を通って隣の村に行くことにした。
そして隣の村からの帰り、叔父は女性を見かけて挨拶をした。しかし、女性はまったく動かない。体調が悪いのでは、と考えた叔父は女性を背負って帰ることにした。
歩いているうちに女性がだんだんと重くなっているような気がしたが、叔父は気にせずそのまま村まで帰った。
父は叔父が帰ってくるのを迎えに行ったが、そこにいたのは棺桶を背負って歩く叔父の姿であった。
叔父も自分が棺桶を背負っていたことに驚きながら、叔父が父に昨晩女性に出会ったことを話した。それを聞いて父はこう答えた
「その女性が生きていることはありえない、その女性は2年前に死んだはずだ...」